今年この世を去った俳優たち
- 惜しまれる名優の死
- ジーン・ハックマン(1930年1月30日 - 2025年2月18日)
- エミリオ・エチェバリア (1944年7月3日 - 2025年1月4日)
- マイケル・マドセン (1957年9月25日 – 2025年7月3日)
- ヴァル・キルマー (1955年12月31日日 - 2025年4月1日)
- リチャード・チェンバレン(1934年3月31日 - 2025年3月30日)
- ジュリアン・マクマホン(1968年7月27日 - 2025年7月2日)
- マルコム・ジャマール・ワーナー(1970年 - 2025年7月20日)
- ジョー・ドン・ベイカー(1936年2月21日 - 2025年5月7日)
- トニー・スラッタリー(1959年 - 2025年1月14日)
惜しまれる名優の死

エンタメ界では今年、さまざまなスターがこの世を去っていった。長寿を全うしたベテラン俳優から今後の活躍が期待されていた世代まで、帰らぬ人となった俳優たちを振り返ってゆこう。
ジーン・ハックマン(1930年1月30日 - 2025年2月18日)

米国の名優ジーン・ハックマンは、今年2月に米ニューメキシコ州の自宅で心不全で亡くなっているのが発見された。95歳だった。多くの名作に出演し、映画『許されざる者』と『フレンチ・コネクション』で2度のオスカーを獲得したことで知られ、2004年に俳優業を引退していた。
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エミリオ・エチェバリア (1944年7月3日 - 2025年1月4日)

メキシコ出身の名優エミリオ・エチェバリアは1月3日に80歳でこの世を去った。代表作は映画『アモーレス・ペロス』、殺し屋エル・チーボ役で鮮烈な印象を残した。インタビューに答えることはめったになかったが、メキシコ映画界で幅広い人々から敬意を集めていた。
マイケル・マドセン (1957年9月25日 – 2025年7月3日)

クエンティン・タランティーノ監督の『レザボア・ドッグス』(1992年)で残忍なMr.ブロンド役を務めたことで知られる米俳優のマイケル・マドセン。今年7月に心臓発作を起こし、67歳でこの世を去った。
ヴァル・キルマー (1955年12月31日日 - 2025年4月1日)

米俳優ヴァル・キルマーは『トップガン』のアイスマン役で世界的に知られるようになった。その後も長いキャリアを通じて『ウィロー』『ヒート』『トップ・シークレット』など数多くの作品で熱演を披露した。2017年に咽頭がんであることを明かし、声を失ったのちも『トップガン マーヴェリック』等の作品に出演した。
リチャード・チェンバレン(1934年3月31日 - 2025年3月30日)

米俳優のリチャード・チェンバレンは、60年代に人気を博したテレビドラマ『ドクターキルデア』や映画『三銃士』『ジュリアス・シーザー』『タワーリング・インフェルノ』などに出演した。年を取ると少しずつ仕事を減らしていき静かな晩年を過ごし、ハワイ州の自宅で90年の人生に幕を下ろした。
ジュリアン・マクマホン(1968年7月27日 - 2025年7月2日)

元オーストラリア首相ウィリアム・マクマホンを父に持つ俳優ジュリアン・マクマホンは、がん闘病を経て56歳の若さで死去した。人気テレビドラマ『チャームド〜魔女3姉妹〜』や『NIP/TUCK』に出演し高い人気を博していた。
マルコム・ジャマール・ワーナー(1970年 - 2025年7月20日)

米人気番組『コスビー・ショー』の人気子役として名を馳せ、その後も俳優そしてミュージシャンとして成功を収めたマルコム・ジャマール・ワーナーは、訪問先のコスタリカで遊泳中に、波に流されて命を落とした。
ジョー・ドン・ベイカー(1936年2月21日 - 2025年5月7日)

米テキサス州出身の俳優ジョー・ドン・ベイカーは、『007』シリーズの名わき役として多くの作品で活躍しほか、『新・荒野の七人 馬上の決闘』など西部劇映画でも才能を発揮した。89歳でこの世を去った。
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トニー・スラッタリー(1959年 - 2025年1月14日)

英国コメディ界の大物トニー・スラッタリー(写真右から一人目)は、しかめっ面で人を笑わせることに長けていた。今年1月に心臓発作を起こし、その2日後に65歳で死去した。