クァク・ドウォン、飲酒運転から約3年…演劇「欲望という名の電車」で復帰へ

写真=Newsen DB
飲酒運転で活動を中断していたクァク・ドウォンが復帰する。
劇団トェッマルは最近、演劇「欲望という名の電車」にクァク・ドウォンがスタンリー役で出演すると明らかにした。ブランシュ役はソン・ソンミとハン・ダガム、ステラ役はオ・ジョンヨン、ミッチ役はペ・ギソンが出演し、その他のキャストは後日発表される。飲酒運転後に自粛しているクァク・ドウォンは、昨年12月に主演映画「消防士 2001年、闘いの真実」が公開されたが、PR活動などには参加しなかった。クァク・キョンテク監督が演出した同映画は、2001年、弘済(ホンジェ)洞の火災事故で、劣悪な環境の中でも火災鎮圧と全員救助という、たった一つの目標をもって投入された消防士たちの姿を描いた物語だ。同作は、2020年に撮影を終了したが、新型コロナウイルスの影響で公開を延期してきた。そんな中、クァク・ドウォンが2022年9月、済州(チェジュ)市翰林邑(ハンリムウプ)から涯月邑(エウォルウプ)まで、10kmを飲酒運転した容疑で立件され、公開がさらに延期となった。これに先立ち、2020年「消防士 2001年、闘いの真実」の会食の席でクァク・ドウォンがスタッフを暴行したという噂も浮上。当時、所属事務所は「高声が交わされただけで、暴行はなかった」とコメントした。その後、クァク・ドウォンはMBCのバラエティ番組「私は一人で暮らす」に出演。済州で生活している姿を公開したが、飲酒運転で社会的な物議を醸し、自粛してきた。「消防士 2001年、闘いの真実」の公開当時、クァク・キョンテク監督は「2年前、この映画がもうすぐ公開されるかもしれないということで、ポストプロダクションを終えている最中に(クァク・ドウォンの飲酒運転)事故が起きた」とし、「正直な僕の心境は、とても嫌で恨めしい。ご本人が犯したことに大きな責任を取らなければならないと思う。深い反省と自粛の時間が必要な人だと思う」と話した。「欲望という名の電車」は10月9日と10日、国立劇場タルオルム劇場で上演される。