元MADEIN ガウン、脱退後初めて心境を告白「夢だったアイドル活動も…深い傷が残った」

写真=OSEN DB
MADEINから脱退したガウンが、初めて心境を明かした。
28日、ガウンは自身のInstagramを通じて「この文章を書くまで、思った以上に長い時間がかかった」という言葉で始まる長文を投稿した。彼女は「放送を通じて存在すら知らなかった録音と事実ではない話で満ちた世の中で、自分の声を上げることがとても怖く、大きな勇気が必要だった」とし、「そのような中でも私を信じて黙々と待ってくれて、温かく応援して心配してくれたすべての方々に、心から感謝している」とファンへの感謝の気持ちを表した。続けて「その温かい気持ちが私にとって大きな慰めとなり、このように文章を書く力になった。それでも、あまりにも長い時間待たせてしまったことに対して、心から申し訳ない」とし、「その間、私は感情に振り回されることなく、この状況にきちんと向き合うため、毎日のように心を引き締めながら過ごした」と語った。また「アイドルという道は私にとって単なる職業ではなく、幼い頃から憧れてきた夢であり、人生の一部だった」とし、「ステージの上に立った瞬間、ファンの皆さんとの目線の交わり、練習室での汗と涙まで、すべての瞬間が私には言葉では表現できないほど大切な思い出だった」と振り返った。続けて「しかし活動をしながら、そのような記憶を覆い隠すほど辛いことが繰り返された」とし、「望んでいなかった状況と理解できない不当な扱い、そして予想外の不利益を継続して経験しなければならなかったけれど、一度も夢を諦めたいとは思わなかった。私は最後まで乗り越えたかった。アイドルという夢が終わるのではないかと恐れ、耐えてきた」と吐露した。またガウンは、JTBC「事件班長」の放送に間接的に言及しながら「放送で流れた後、私のグループ脱退のニュースを記事で初めて知ることになった。ファンの皆さんに何の説明も挨拶もできないまま、突然去らなければならなかったあの日は、今でも私に深い傷として残っている」とし、「とても傷つき、悔しくもあった。学生時代からずっと心を込めて描いてきた夢だからこそ、もう逃げることなく、私の気持ちとこの期間のことについて正直に伝えたい。まだ未熟な点も多く、ぎこちないけれど、真心を込めて皆さんに近づいていきたい」と語った。最後に彼女は「ここまで待って、信じてくれて、本当に感謝している。そして、心配をかけてしまい申し訳ない」と付け加えた。これに先立って本日(28日)、ハンビッメディア労働人権センターは、143エンターテインメントの代表による所属アイドルへの強制わいせつ事件に関する記者会見を明日(29日)に開くと発表した。記者会見には被害者の母親が出席し、強制わいせつ事件に関する経緯の説明と、143エンタに公式謝罪および加害者の追放などを要求する予定だ。昨年、MADEINの所属事務所143エンターテインメントの代表による性的暴行疑惑が提起された。JTBC「事件班長」を通じて、新人ガールズグループのメンバーの一人が所属事務所の代表から性的暴行を受けたという告発が報じられたが、そのガールズグループがMADEINだという憶測が浮上した。しかし、これに関連して所属事務所は「『事件班長』で言及されたメンバーと代表の間には、いかなる性的暴行、その他の権力による性的接触もなかった。報道内容は事実ではない」とコメントした。