元GFRIEND ユジュ、約2年5ヶ月ぶりのカムバック…MV撮影の裏話も“体が震えるくらい涙が出た”

写真=AT AREA
元GFRIENDのユジュが、約2年5ヶ月ぶりにソロカムバックを果たした。
ユジュは8月12日、各音楽配信サイトを通じて3rdミニアルバム「In Bloom」を発売した。「In Bloom」は、毎日のように咲いては散るたくさんの感情を歌ったアルバムだ。AT AREAに移籍してから初めてリリースするアルバムであるだけに、ユジュの魅力が最大限溶け込んだ、完成度の高い音楽が収録された。彼女はタイトル曲「REPLY」を含め、「オリオン座」「あの日の事件(Feat.チョン・セウン)」「moonstruck love」「No Matter(Feat.GEMINI)」「雲にかかった夕日のように」まで、多彩なムードを描いた6つのトラックを通じてより拡張された音楽世界を見せた。全曲のクレジットに名前をあげ、一層豊かになった感性で新しい音楽世界を展開しているユジュが、「In Bloom」に関するビハインドストーリーを伝えた。――約2年5ヶ月ぶりに発表するソロアルバムであり、事務所移籍後、初めてのカムバックになりますが、今のお気持ちはいかがですか?
ユジュ:この瞬間がとても大切だと感じられます。ニューアルバムが完成するまで待っていてくれたファンに一番感謝しています。このアルバムがファンの皆さんの心の中に空いていた隙間をしっかり埋めることができればと思います。AT AREAという会社と一緒に仕事をすることになりましたが、Groovyroomのプロデューサーさんたちがリードしてくれて、社員の皆さんもとても感覚的で情熱的です。魅力的なアルバムが誕生したので嬉しいです。――アルバム名「In Bloom」に盛り込まれた意味と今回のアルバムで伝えたいメッセージを教えてください。
ユジュ:花のようにかぐわしく咲き誇る感情も、カビのように暗く湿ったところで広がっていく感情も、全て「In Bloom」という名前の通り、思いっきり咲かせてみた作品です。このアルバムを聴く方々が、自分の中で毎日のように咲いては散るたくさんの感情のうち、何一つ憎むことなく、その形や香りがどんなものであれ、思いっきり咲かせて、また払い落とすことができる、そんな毎日を過ごすことを心から応援する気持ちで制作しました。――タイトル曲はどんな曲ですか?また、タイトル曲に選んだ理由と聞きどころを教えてください。
ユジュ:タイトル曲「REPLY」は、「大切にしていた誰かに、たった一行の文章だけを手紙に書いて送ることができるとしたら、自分なら何を書くだろうか」という考えから出発した曲です。プロデューサーがこの曲のデモを聞いて推薦してくれましたが、今の私がしっかり見せられる感性と雰囲気の曲だと思いました。最初は希望に満ちた曲のように聞こえますが、実はその手紙がその人に届かないかもしれないという、切ない曲でもあります。そのような感情をしっかり伝えたいです。――タイトル曲以外で特に愛着のある収録曲と、その理由を教えてください。
ユジュ:本当に全ての曲が大切で、愛着を持っているので、その日の気分で選ぶしかないと思います。今日は「あの日の事件」にします。予想できなかったある日の事件のように、短く、強烈に誰かを轢いて痕跡もなく消えてしまった恋、そのような“痛い”恋は恋ではなく、“事件”と呼びたかったんです。気にイントロとアウトロの歌詞が気に入っています。――久しぶりに発売するアルバムであるだけに、力を入れた部分も多いと思います。制作過程で最も重点を置いた部分はどこですか?
ユジュ:メッセージだったと思います。世の中にはすでに素敵な歌があまりにも多く、たくさんの新曲が毎日発売されています。その中で本当の“自分のもの”を失わずに守るために、いくらかっこいい雰囲気の曲でも、自分の魂が必ず溶け込んでいる必要があると思いました。それでこそ次も気になりますし、自分も音楽に対して渇望を持ち続けると思います。歌唱においても多様に表現する練習をたくさんしました。――レコーディング、ミュージックビデオ撮影など、アルバムの準備過程で特別なエピソードや記憶に残っている瞬間を教えてください。
ユジュ:アルバムの準備過程でGroovyroomのイ・フィミンプロデューサーと歌詞に関する話を深く交わした日がありました。当時、プロデューサーとどこかぎこちない雰囲気があったのですが、歌詞に関する話をしながら同時に涙ぐんで泣いて笑って、楽しかった記憶があります。ミュージックビデオの撮影では、泣く演技をするシーンがありましたが、ちゃんとできるか心配が大きかったです。ですが不思議なことに、体が震えるほど涙が出てきて、一回でオッケーをもらいました。その瞬間が記憶に残っています。――今回の活動を通じて叶えたい目標や聞きたい修飾語はありますか?
ユジュ:単純かもしれませんが、一番切実なことは、今回のアルバムがたくさん愛されることです。聞きたい修飾語を挙げるとするなら、“音楽をしっかりやる人”だと思います。――最後にカムバックを待っていてくれたファンに一言お願いします。
ユジュ:感謝の気持ちをどう表現すればいいか分からないほど、ただただ感謝の気持ちです。これまでの空白が忘れられるくらい、いっぱいに満たしたいと思っています。そしてさらに成長して、ファンの皆さんの気を奮い立たせる歌手になりたいです。一人ひとりに直接会えるなら、本当に愛していると伝えたいです。