映画「怪奇列車」チュ・ヒョニョン“7日間同じ悪夢を見る恐怖体験をしたことがある”

映画「怪奇列車」(監督:タク・セウン)に出演したチュ・ヒョニョンは最近、ソウル鐘路(チョンノ)区某所で行われたインタビューを通じて、映画デビューに関する感想を伝えた。「怪奇列車」は、再生回数を欲しがるホラーYouTuberのダギョン(チュ・ヒョニョン)が、謎の失踪が続いているクァンリム駅の秘密を暴き、恐ろしい事件に出くわすミステリーホラーだ。「第29回釜山(プサン)国際映画祭」の「ミッドナイト・パッション(Midnight Passion)」セクションに公式招待されたされた「怪奇列車」は、チュ・ヒョニョンの初めてのスリラー主演作で期待を集めた。チュ・ヒョニョンは劇中、ホラーYouTuberダギョン役を演じ、地下鉄の駅の奇怪な疾走事件を暴き、映画の緊張感をリードする中心人物として活躍した。以前、ホラーマニアだと明かしていたチュ・ヒョニョン。特別な愛情を持っているジャンルであるホラー映画でスクリーンデビューすることになった彼女は「OTT(動画配信サービス)でも、まだ私がまだ見ていないホラー映画はないか探すほどです」とし、「私が一番好きなホラー映画は『ヘレディタリー/継承』です」と話した。観覧するのとは違い、自ら主人公になって撮影する際には難しさがあったという。チュ・ヒョニョンは「極限の状況に出くわした時を、どのように表現するべきだろうかと考えてみました。撮りながら怖く感じたこともありました。“私が普段見ていたホラー映画の演技は、高度の集中力を要するんだ”とも思いました」と伝えた。今作で彼女は、コメディショー「SNL KOREA」で見せてきた明るく愉快なイメージとはまた違う姿を見せている。チュ・ヒョニョンは「バラエティ番組に出演した時から考えていた悩みです」とし、「私の明るいイメージが、もしかしたら作品に没入するのを邪魔するのではないかという心配が一番にあったんです」と打ち明けた。「でも、心配だけしていても何にも役立ちませんでした」とし、「時間が長くかかっても作品の中のキャラクターをしっかり見せなければならないと思いました」と伝えた。ただ、「人々が私に期待する姿があれば、それをあまりにも排除するのも違うと思います」とし、「そのため、ホラー映画ですが、コミカルなシーンも見えるようにしました」とコメントし、期待を集めた。「ホラー映画を撮影するため、特別に準備したことがあるのか」という質問にチュ・ヒョニョンは、「“秘方”を準備しました。撮影が終わったら小豆をまくか、塩で清めようと思っていたのですが、必要性を感じることもなく、忙しい現場でした」と話した。しかし以前、恐ろしい出来事が起こったという。チュ・ヒョニョンは「約2、3年前に知人の知人である占い師が、私に、“上手く行くといいね”とお守りをくれたことがあります。それをもらってから一週間の間、同じ悪夢を見たんです。すぐに燃やして捨てました」と伝えた。チュ・ヒョニョンは先立って、ドラマ撮影のため地方へ移動していた際、高速道路で交通事故に遭った。「現在の体調はどうか」という質問に彼女は「気まずくなるくらい元気です」と笑って答えた。また「怪我をしてから100%回復だけに専念する時間を過ごしました」としながら「何かを並行せず、すべてをストップしたんです。本当にありがたいことに、キム・アヨン姉さんが代わりにラジオのDJをやってくれました。本当に感謝しています」と伝えた。「SNL KOREA」で話題を集めた後、休むことなく走ってきた彼女にとって、本当に久しぶりの休憩だったという。チュ・ヒョニョンは「昨年『SNL』を終えてからも休息は取りましたが、その時は自分自身を振り返って多様な経験をする時間でした。色々なことを考えたので、真の休みではなかったと思います。何も考えずに休んだのは交通事故の後が初めてでした」と話した。