「ヨンタク側が15億円を要求した」と主張…マッコリ会社の代表、名誉毀損で執行猶予付きの有罪判決

写真=Newsen DB
歌手ヨンタクに対する名誉棄損の疑いで起訴されたマッコリ製造会社の代表の有罪が確定した。
本日(12日)、法曹界によると最高裁判所1部(主審:シン・スクヒ最高裁判所判事)は、情報通信網上の名誉棄損の疑いで起訴された伝統酒製造会社イェチョン醸造代表のペク氏とイェチョン醸造ソウル支部支社長チョ氏に対し、懲役4ヶ月・執行猶予1年を言い渡した原審判決を確定した。彼らは2021年6月、イェチョン醸造の“ヨンタクマッコリ”に関する商標権使用およびモデル再契約交渉が最終的に決裂すると、「ヨンタク側が毎年50億ウォン(約5億円)ずつ、3年間で150億ウォン(約15億円)を要求した」などの虚偽事実を流布した疑いで裁判にかけられた。第1審の裁判部は彼らの行為がすべて名誉棄損に当たると判断し、懲役6ヶ月・執行猶予1年、社会奉仕120時間を命じた。しかし、第2審では、一部発言に対して虚偽という点が立証されなかったとし、虚偽事実摘示名誉棄損の代わりに事実摘示名誉棄損と判断した。これにより量刑も懲役4ヶ月・執行猶予1年に減刑されたが、社会奉仕120時間はそのまま維持された。最高裁判所は、検察と被告人の上告をすべて棄却し、原審判決を最終確定した。ヨンタクはイェチョン醸造との商標権に関する訴訟でも昨年6月に勝訴した。裁判所はイェチョン醸造が“ヨンタク”と表示されたマッコリ製品を生産したり、マッコリ製品の包装・広告に表示したりしてはならないと判決を下した。