故オ・ヨアンナさんの遺族、いじめ疑惑巡りMBC前でハンスト予告「問題解決のための闘争」

オ・ヨアンナさんの実兄オ・サンミンさんは最近、自身のSNSに「これまで私たちはエンディングクレジット(韓国のメディア労働団体)、職場ハラスメント119(社団法人)と共に、MBCに要求案を伝えながら問題の解決を促した」と書き込み、「MBCは役員会議で議論した後に返答するとしていたが、これまで何の連絡もない状況で問題解決の意志を見せていない」と明らかにした。彼はさらに「9月15日の1周期を前にした今、問題解決に向けて追慕習慣を宣布し、闘争に入りたいと思う」と予告。「9月3日の『放送の日』に追慕週間闘争連帯要請文を発表し、9月8日に記者会見を行う」とし、「要請文の連名および記者会見への参加に多くの関心とご参加をお願いする」と訴えた。これに先立って、オ・ヨアンナさんの母チャン・ヨンミさんは、最近韓国の新聞社「ハンギョレ」とのインタビューを通じて「MBCは、ヨアンナが亡くなったにも関わらず、この事件を隠蔽しようとしている」と伝えた。彼女は「MBCが遺族に謝罪し、再発防止対策を出すと同時に現在勤務している気象キャスターだけでも正職員に転換してくれるよう求めたが、返事がない」と話した。チャンさんは続いて「MBCの誠実な返答を求め、9月8日からソウル上岩洞(サンアムドン)MBC前でハンガーストライキに入る」と付け加えた。遺族側は8月22日にMBCの実務者に会い、MBCの社長による公式謝罪および再発防止対策の発表、オ・ヨアンナへの名誉社員証の授与および社内追慕空間の設置、気象キャスターの正規雇用といった要求案を伝えた。オ・サンミンさんの声明文によるとMBCに提示された回答期限は本日(2日)15時までだったが、韓国では本件に関する新たな内容は報じられておらず、今後の動きにも注目が集まっている。
オ・ヨアンナさんの実兄オ・サンミンさんによる声明全文
こんにちは。オ・ヨアンナの兄、オ・サンミンです。
もうすぐヨアンナの1周忌がやってまいります。
これまで私たちはエンディングクレジット、職場ハラスメント119と共にMBCに要求案を伝達し、問題の解決を促しました。MBCは役員会議で議論した後に返答するとしていましたが、これまで何の連絡もない状況で、問題解決の意志を見せずにいます。
そのため、9月15日の1周忌を前に、問題解決のために追慕週間を宣布し、闘争に入りたいと思います。
9月3日、放送の日に追慕週間闘争連帯要請文を発表し、9月8日に記者会見を行います。要請文の連名および記者会見への参加に多くの方々のご関心とご参加をお願いします。
返答期限:9月2日(火)午後3時