「ランニングメイト」ユン・ヒョンスからホン・ファヨンまで、作品への愛情を語る“死ぬ前にもう一度観たい作品”

最近、ソウル鍾路(チョンノ)区三清洞(サムチョンドン)のあるカフェで、マイデイリーはTVINGオリジナルシリーズ「ランニングメイト」のユン・ヒョンス、イ・ジョンシク、チェ・ウソン、ホン・ファヨンと会い、インタビューを行った。同作は、予期せぬ事件で学校の生徒たちの笑い者になったノ・セフン(ユン・ヒョンス)が、生徒会の選挙に立候補し、当選を目指して走っていくハイティーン政治ドラマ。若者の欲望と成長、関係の意味を描いた。エンディングシーンに言及すると、ホン・ファヨンは「セフンが学校を離れるシーンを撮影する際、本当にセフンに会うのは最後という気がして感情が込み上げてきました。リハーサル中もずっと泣いていました」とし「ジョンヒとしても、離れたくない仲間でした」と当時の心境を伝えた。ユン・ヒョンスも「僕もすごく悲しかったです。セフンはどうして自主退学したのだろうかと思ったし、副会長としても上手くできただろうにとも思いました」とし「ですが、セフンはその関係が線を越えたと感じたのだと思います。再び学校に戻るとしても、以前のように過ごす自信はなかったと思います」と、キャラクターの結末について語った。続けて彼は「1年後のセフンの姿が、さらに成熟して大人になった気がしてよかったです。今作は、僕の俳優人生において一生忘れられない経験で、キャラクターになると思います」とし「僕が死ぬ前に再び観たい作品です」と伝えて深い響きを残した。イ・ジョンシクも「自分ではなく、サンヒョンとして生きるのが大変だった瞬間もありましたが、関係と感情の中でサンヒョンという人物がなぜそのような選択をしたのか、納得できました」とし「今作を通じて、10代の若者の関係性と感情の大切さについて、再び考えるようになりました」と明かした。ヤン・ウォンデ役を演じたチェ・ウソンは「撮影中に、学生時代のことをたくさん思い出しました。短いけれど永遠に残る瞬間、その感情を思い出して撮影しました」とし「セフンが自主退学したのも、そのような線を超える関係の重さのためだったと思います」と共感した。制服姿に対する反応もあった。ホン・ファヨンは「両親や友人たちが『本物の高校生みたい』と言ってくれました。制服姿が似合うと言われて安心しました」と伝えた。チェ・ウソンは「今作を通じて、両親に演技を認められた気がしているので意味深いです」とつけ加えた。ユン・ヒョンスは「家族みんなが全話を見ました。おじいちゃん、おばあちゃんからお母さん、きょうだいまで観てくれましたし、“ユン・ヒョンス博物館”のように何度も言及してくれました」と笑顔を見せた。また「友人たちもみんな面白かったと言ってくれて本当にありがたかったです」と明かした。今作のような学園物への出演が続く可能性がある、という悩みについてユン・ヒョンスは「今はありがたい気持ちの方が大きいです。いつまでできるかは分かりませんが、やれるだけやってみたいです」とし「次はサラリーマンや大学生のような役にも挑戦してみたいです」と伝えた。ホン・ファヨンは「いつかは時代劇に出演してみたいです。スタイリングも全然違いますし、ギャップのある姿を見せることができると思うので楽しみです」と伝えた。またチェ・ウソンは「専門職や法曹界、医師のような役にも挑戦してみたいです。勉強しながら演技をしてみたいです」と意気込みを伝えた。