「イカゲーム3」IZ*ONE出身チョ・ユリ、イム・シワンの演技を絶賛も“ミョンギのような男は最悪”
※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=Netflix「イカゲーム3」に出演したIZ*ONE出身のチョ・ユリが、イム・シワンへの称賛を惜しまなかった。
最近、ソウル小格洞(ソギョクドン)のあるカフェで、Netflixシリーズ「イカゲーム」シーズン3に出演したチョ・ユリのインタビューが行われた。今回のシーズン3では、自分だけの目的を持って再び参加したゲームで親友を失ってしまったギフン(イ・ジョンジェ)と、正体を隠してゲームに忍び込んだフロントマン(イ・ビョンホン)、そしてその残忍なゲームの中で生き残った参加者たちの最後の運命が描かれた。チョ・ユリは劇中、元恋人のミョンギ(イム・シワン)から聞いた投資情報を信じ、巨額の負債を抱え、ゲームに参加することになったジュニ役を演じた。シーズン2から新たに登場し、シーズン3ではゲームの途中で娘を出産するという、衝撃的な展開を迎えるキャラクターとして活躍した。2018年、Mnetのオーディション番組「PRODUCE48」を通じて結成されたIZ*ONEのメンバーとしてデビューした彼女は、「イカゲーム」シリーズを通じて女優としての第一歩を踏み出した。演技経験がほとんどなかったにもかかわらず、グローバルプロジェクトの主要キャストに抜擢された。彼女はインタビューで「本当に幸せな気持ちで撮影に臨みましたが、終わったことがいまだに信じられません。ジュニを送り出す準備ができていないと思っていましたが、シーズン3まで公開され、ようやく別れる準備ができた気がします」とし「(視聴者の皆さんからの)反応には本当に感謝しています。愛情だと考え、ありがたいと思っています。その想いを糧にして、さらに成長した姿をお見せしなければならないと感じています」と感謝の気持ちを伝えた。妊婦役への挑戦は、容易ではなかったはずだ。彼女は「女優として第1歩を踏み出す過程で、妊婦役は良い挑戦になると思いました。前向きなプレッシャーとして捉えて、意欲的に取り組みました。もちろん、プレッシャーを感じる部分もありました。私にできるだろうか、やり遂げられるのか、経験がないから不自然に見えるのではないかなど、色々と心配しました。それ以外の部分は大変ではありませんでした」とし「カン・エシム先輩が、『この姿勢はできる』『これは無理』などと細かく教えてくださって、本当にありがたかったです。先輩がたくさんサポートしてくださいました。それから、YouTubeで出産Vlogもたくさん見ました。知人にも最近出産した方がいましたので、その方にも聞きましたし、母にも色々と聞きました」と伝えた。また、「赤ちゃんを抱いた経験がなかったので、抱き方を一から学んでから撮影に臨みました。赤ちゃんの頭をどちらで支えるべきかも知らなかったんです。そうしたことを学びながら、『思った以上に気をつけなければいけないことが多いんだ』と実感しました。撮影では、赤ちゃんの人形を抱いて演じて、さらにCGが施されました。でも、人形が本当の赤ちゃんのようだったので、没入できました」と話した。周りから助けてもらい、想像力を働かせて母性愛を引き出そうとしても、妊婦の演技はやはり簡単ではなかったという。「これまでの人生の中で『母性愛』というものを感じたり、深く考えたことはありませんでした。年齢的にもまだ若くて、母に甘えてばかりの状態で社会に出てきましたが、ジュニを演じながら母の愛がどれだけ偉大なのか、これほどまでに与えるだけの愛が存在するんだと思いました。これが真の愛だなと思いました」と語った。しかし、ジュニのような劇的な設定を新人であるチョ・ユリがこなすことは困難だったという評価もあった。演技への厳しい評価について彼女は、「演じていて、ジュニの感情の幅が限られていると思いました。喜んだり、表に出る多様な気持ちを感じることはなかなか難しいだろうと思いながら演じました」とし「それでも次に演技する時は、色々なフィードバックを受け入れて反映させなければならないと感じました。演技への厳しい評価なども、悔しかったり、残念だと思ったことはありません。初めてなので、『ああ、こういう見方もあるんだ』と思いました」と率直に答えた。彼女は“演技アイドル”の先輩イム・シワンと初めて共演した。ジュニは娘を出産したが、その父親はミョンギだった。ゲーム場に実父のミョンギがいるが、ジュニは娘をギフンに託し、2人の対立はますます激しくなる。これについてチョ・ユリは「ミョンギのような男は最悪です(笑)。別れる時、音信不通になったことも本当に最悪だと思います。それでも、序盤でまだ少し情があった理由は、『ミョンギも借金取りに追われていた』という話を聞いて、少しは理解したからです」とし、「最初はまだ愛情が残っていたんです。ミョンギが音信不通になりましたが、完全に気持ちが冷めていたわけではなく、『いや』とは言っても、心の中にどこか未練があったのだと思います。ミョンギがジュニに気遣ってくれる姿を見て、『もう一度信じてみようかな?』と思ったんです。でも、かくれんぼのゲームで見せた彼の行動によって、その信頼はすべて崩れてしまいました。信頼が崩れてしまって(赤ちゃんを託す時に)ミョンギではなく、ギフンを選んだのだと思います」と打ち明けた。彼女は「このシーンはよく理解できました。実の父親はミョンギですが、彼からは父親らしさを感じられなかったんです。それに比べてギフンには人間的な魅力をより強く感じました。子供を預ける母親として、ギフンは前シーズンの優勝者でしたので、『ゲームもうまくできるのではないか』という信頼もありました。自分の子供を守ってくれるという期待があったと思います」と語った。「これまでミョンギのような男性に会ったことはあるか」という質問には、「ないです。悪い男に出会ったことはありません。死ぬまで会いたくないですね」とキッパリと答え、笑いを誘った。特に彼女は、物語の後半や結末が書かれた台本を受け取っておらず、ミョンギとギフン、そして赤ちゃんをめぐるストーリーを作品の公開当日に初めて知ったという。彼女は「本当に衝撃的でした。事情があってドラマの台本をすべて把握していなかったのですが、作品を確認し、やっと内容が理解できました」とし「今までシワンお兄さんとインタビューをする時、ずっと『ごめんね、ごめんね』と謝っていたんです。その時は『なんでそんなに謝るんだろう?』と思っていました。でも最終話を見て、やっと理由が分かりました。衝撃的で、『ああ、このような展開になるんだ……』と思いました。衝撃を受けたと同時に、シワンお兄さんの最後の演技が素晴らしくて。すごく憎らしいけれど、本当に魅力的なキャラクターだと思いました。最終話を見た後、すぐに『演技が本当に素敵でした』と連絡しました」と当時を振り返った。「イカゲーム3」の公開時期に合わせて3rdミニアルバムをリリースし、歌手としてもカムバックした彼女は、「本当はドラマの公開前にアルバムを発売することが目標でしたが、少し遅れて今になりました。でも、逆に注目が集まるタイミングで出せたので、よかったとも思います。2年ぶりのカムバックでしたが、ファンの皆さんが2年間待っていてくださったことに心から感謝しています。恩返しのために、全力を尽くしました」と語った。女優としては次回作として新ドラマ「バラエティー」に出演する予定だ。「これからも挑戦を続けて、新しい姿を見せていきたいです。まだ演技のオファーは多くはありませんが、次の作品でも素敵な姿をお見せできるよう努力します」とつけ加えた。

最近、ソウル小格洞(ソギョクドン)のあるカフェで、Netflixシリーズ「イカゲーム」シーズン3に出演したチョ・ユリのインタビューが行われた。今回のシーズン3では、自分だけの目的を持って再び参加したゲームで親友を失ってしまったギフン(イ・ジョンジェ)と、正体を隠してゲームに忍び込んだフロントマン(イ・ビョンホン)、そしてその残忍なゲームの中で生き残った参加者たちの最後の運命が描かれた。チョ・ユリは劇中、元恋人のミョンギ(イム・シワン)から聞いた投資情報を信じ、巨額の負債を抱え、ゲームに参加することになったジュニ役を演じた。シーズン2から新たに登場し、シーズン3ではゲームの途中で娘を出産するという、衝撃的な展開を迎えるキャラクターとして活躍した。2018年、Mnetのオーディション番組「PRODUCE48」を通じて結成されたIZ*ONEのメンバーとしてデビューした彼女は、「イカゲーム」シリーズを通じて女優としての第一歩を踏み出した。演技経験がほとんどなかったにもかかわらず、グローバルプロジェクトの主要キャストに抜擢された。彼女はインタビューで「本当に幸せな気持ちで撮影に臨みましたが、終わったことがいまだに信じられません。ジュニを送り出す準備ができていないと思っていましたが、シーズン3まで公開され、ようやく別れる準備ができた気がします」とし「(視聴者の皆さんからの)反応には本当に感謝しています。愛情だと考え、ありがたいと思っています。その想いを糧にして、さらに成長した姿をお見せしなければならないと感じています」と感謝の気持ちを伝えた。妊婦役への挑戦は、容易ではなかったはずだ。彼女は「女優として第1歩を踏み出す過程で、妊婦役は良い挑戦になると思いました。前向きなプレッシャーとして捉えて、意欲的に取り組みました。もちろん、プレッシャーを感じる部分もありました。私にできるだろうか、やり遂げられるのか、経験がないから不自然に見えるのではないかなど、色々と心配しました。それ以外の部分は大変ではありませんでした」とし「カン・エシム先輩が、『この姿勢はできる』『これは無理』などと細かく教えてくださって、本当にありがたかったです。先輩がたくさんサポートしてくださいました。それから、YouTubeで出産Vlogもたくさん見ました。知人にも最近出産した方がいましたので、その方にも聞きましたし、母にも色々と聞きました」と伝えた。また、「赤ちゃんを抱いた経験がなかったので、抱き方を一から学んでから撮影に臨みました。赤ちゃんの頭をどちらで支えるべきかも知らなかったんです。そうしたことを学びながら、『思った以上に気をつけなければいけないことが多いんだ』と実感しました。撮影では、赤ちゃんの人形を抱いて演じて、さらにCGが施されました。でも、人形が本当の赤ちゃんのようだったので、没入できました」と話した。周りから助けてもらい、想像力を働かせて母性愛を引き出そうとしても、妊婦の演技はやはり簡単ではなかったという。「これまでの人生の中で『母性愛』というものを感じたり、深く考えたことはありませんでした。年齢的にもまだ若くて、母に甘えてばかりの状態で社会に出てきましたが、ジュニを演じながら母の愛がどれだけ偉大なのか、これほどまでに与えるだけの愛が存在するんだと思いました。これが真の愛だなと思いました」と語った。しかし、ジュニのような劇的な設定を新人であるチョ・ユリがこなすことは困難だったという評価もあった。演技への厳しい評価について彼女は、「演じていて、ジュニの感情の幅が限られていると思いました。喜んだり、表に出る多様な気持ちを感じることはなかなか難しいだろうと思いながら演じました」とし「それでも次に演技する時は、色々なフィードバックを受け入れて反映させなければならないと感じました。演技への厳しい評価なども、悔しかったり、残念だと思ったことはありません。初めてなので、『ああ、こういう見方もあるんだ』と思いました」と率直に答えた。彼女は“演技アイドル”の先輩イム・シワンと初めて共演した。ジュニは娘を出産したが、その父親はミョンギだった。ゲーム場に実父のミョンギがいるが、ジュニは娘をギフンに託し、2人の対立はますます激しくなる。これについてチョ・ユリは「ミョンギのような男は最悪です(笑)。別れる時、音信不通になったことも本当に最悪だと思います。それでも、序盤でまだ少し情があった理由は、『ミョンギも借金取りに追われていた』という話を聞いて、少しは理解したからです」とし、「最初はまだ愛情が残っていたんです。ミョンギが音信不通になりましたが、完全に気持ちが冷めていたわけではなく、『いや』とは言っても、心の中にどこか未練があったのだと思います。ミョンギがジュニに気遣ってくれる姿を見て、『もう一度信じてみようかな?』と思ったんです。でも、かくれんぼのゲームで見せた彼の行動によって、その信頼はすべて崩れてしまいました。信頼が崩れてしまって(赤ちゃんを託す時に)ミョンギではなく、ギフンを選んだのだと思います」と打ち明けた。彼女は「このシーンはよく理解できました。実の父親はミョンギですが、彼からは父親らしさを感じられなかったんです。それに比べてギフンには人間的な魅力をより強く感じました。子供を預ける母親として、ギフンは前シーズンの優勝者でしたので、『ゲームもうまくできるのではないか』という信頼もありました。自分の子供を守ってくれるという期待があったと思います」と語った。「これまでミョンギのような男性に会ったことはあるか」という質問には、「ないです。悪い男に出会ったことはありません。死ぬまで会いたくないですね」とキッパリと答え、笑いを誘った。特に彼女は、物語の後半や結末が書かれた台本を受け取っておらず、ミョンギとギフン、そして赤ちゃんをめぐるストーリーを作品の公開当日に初めて知ったという。彼女は「本当に衝撃的でした。事情があってドラマの台本をすべて把握していなかったのですが、作品を確認し、やっと内容が理解できました」とし「今までシワンお兄さんとインタビューをする時、ずっと『ごめんね、ごめんね』と謝っていたんです。その時は『なんでそんなに謝るんだろう?』と思っていました。でも最終話を見て、やっと理由が分かりました。衝撃的で、『ああ、このような展開になるんだ……』と思いました。衝撃を受けたと同時に、シワンお兄さんの最後の演技が素晴らしくて。すごく憎らしいけれど、本当に魅力的なキャラクターだと思いました。最終話を見た後、すぐに『演技が本当に素敵でした』と連絡しました」と当時を振り返った。「イカゲーム3」の公開時期に合わせて3rdミニアルバムをリリースし、歌手としてもカムバックした彼女は、「本当はドラマの公開前にアルバムを発売することが目標でしたが、少し遅れて今になりました。でも、逆に注目が集まるタイミングで出せたので、よかったとも思います。2年ぶりのカムバックでしたが、ファンの皆さんが2年間待っていてくださったことに心から感謝しています。恩返しのために、全力を尽くしました」と語った。女優としては次回作として新ドラマ「バラエティー」に出演する予定だ。「これからも挑戦を続けて、新しい姿を見せていきたいです。まだ演技のオファーは多くはありませんが、次の作品でも素敵な姿をお見せできるよう努力します」とつけ加えた。